
※準備中のサンプル記事です。
50肩(肩関節周囲炎)
症状
肩の痛みと動かしにくさが主な症状です。特に腕を上げる、後ろに回すなどの動作で強い痛みを感じることがあります。夜間に痛みが強くなる場合もあり、睡眠を妨げることがあります。
原因
加齢や肩の使いすぎなどにより、肩関節の周囲にある腱や関節包と呼ばれる組織に炎症が起こることが原因です。明らかなきっかけがなく、自然に発症することもあります。
診断
問診や身体所見、レントゲン検査で他の疾患(肩腱板断裂、関節リウマチなど)を除外して診断します。必要に応じてエコーやMRIを行う場合もあります。
治療
まずは痛みを和らげるための内服薬や注射、物理療法(温熱療法など)を行います。痛みが落ち着いた段階で、可動域を広げるためのリハビリを行うことが大切です。多くは数か月から1年ほどで自然に軽快しますが、症状が強い場合はブロック注射などを行うこともあります。
肩腱板損傷
症状
肩を動かしたときの痛みや、腕を上げる・後ろに回す動作の制限がみられます。痛みのために夜眠れない、物を持ち上げにくいといった訴えも多く、日常生活に支障をきたすことがあります。
原因
肩の関節を支えている腱(腱板)が、加齢や繰り返しの使用によってすり減ったり、急な動作で部分的または完全に切れてしまうことが原因です。転倒などの外傷によって損傷する場合もあります。
診断
問診と身体所見に加え、レントゲンで骨の異常を確認します。腱の損傷の有無や程度を詳しく調べるために、エコー検査やMRI検査を行うことがあります。
治療
痛みが強い場合には、内服薬や注射、リハビリテーションなどの保存療法を行います。軽度の損傷ではこれらで症状が改善することが多いですが、断裂が大きく、痛みや機能障害が続く場合には手術が検討されます。手術が必要な場合は、連携する専門病院へご紹介いたします。
